物価高を上回る賃金上昇を目論む

昨日は、日頃のストレスが蓄積されたせいか?
それとも耐用年数が限界を超えたか?被せた歯が取れて、
しかも取れた歯が排水溝に落ちて行方不明に。
早速本日朝イチでかかりつけの歯医者さんへ直行。
ようやく整いました。先生本当にありがとう!
今日も頑張れます。

ところで再三申し上げている通り、この物価高で、働く世代の平均賃金が
大幅な上昇を実現しない限り、経済が好循環の軌道に入れず、下降局面に
向かってしまいます。

そこで岸田総理が先般の記者会見で、「賃上げ減税の強化」
を表明しました。企業が給与を増やせば、法人税から一定の額を差し引ける
「減税策」です。しかしこの制度で本当に社員の給与上昇が実現するとは思えない。
なぜなら
① 全体の内6割以上は赤字の中小企業である
② 例え黒字でもわずかな黒字では上限までの減税措置を使えず、魅力がない。

これを、賃金を赤字やトントンで上昇させた場合には、将来大幅な黒字達成時
には繰り越して減税を充当できる。また社員に自社株を頒布した場合にその価値
分も法人税減税に充当される等の一歩踏み込んだ政策導入が必要です。

またこれも何度も申し上げている通り、利益のうちの一定比率を賃金に
充当させる様な労働分配率の導入もあり得ます。

とにかく景気を好循環の軌道に乗せるためにあらゆる角度からの
検討が必要です。経済対策に与党も野党もありません。

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