「テレビ、沈黙。放送不可能。II」の映画を観てきました。

昨晩、MOVIX柏の葉で上映された、「テレビ、沈黙。放送不可能。II」
田原総一朗✖️小西洋之参議院議員の映画を観てきました。

私の後ろの席では、私たちの総支部長、みやかわ伸さんも観ていました。

当時の、高市さなえ総務大臣が「放送法を勝手に解釈変更して」
たったひとつのテレビ放映で、放送事業者に停電(電波を送る事を禁じる)
を命じる事ができるとした時の政権権力の暴挙に対し、
国会の予算委員会で「不当な言論弾圧」だ、
と徹底追求した小西洋之参議院議員の経緯に田原総一朗が切り込む対談映画です。

もし時の権力者が自分に不都合な放映が流された番組をもぎっとって
放送事業者に停電を命ずる事ができてしまったら、あるいはそのキャスターを
降板させたりできたら、民主主義国家とは言えず、「言論の自由はどうなってるの?」
となってしまいます。

また今のマスメディアは、時の政権権力者に対する「忖度」がすぎて
報道の公平性が担保できていない状況です。

トークイベントでも語られていましたが、この頃の総理と放映事業社長
新聞社社長の関係が怪しい。食事に行ったり、一緒にゴルフに行ったりと。
こんな関係になったら、公平、中立な報道なんてできません。
トップに立つものは自らの行動を律していかなければなりません。

そもそも小西洋之参議院議員がこの追求をできたのは、総務省の役人が、
「これは変だぞ!」「この高市さなえ大臣の暴挙は国民にとって不幸」
と感じ、公務員の矜持で、この高市さなえ大臣とのやりとりを克明に
記した「総務省の内部文書」を小西洋之参議院議員に手渡し、追求、撤回を
願った事からスタートしています。

この公務員に「あっぱれ!です」
国会であろうと、地方議会であろうと、悪事の追求や究明は大半が「内部告発」
からスタートします。
私は真っ当な高い志を持った公務員がたくさんいる事を信じて、
議会での追求、究明が大切だと改めて思わされた映画でした。

引き続き我らの「コニタン」がんばれ!
立憲民主党の参議院は、蓮舫、辻元、そしてコニタンがいなければ・・・
と思った一日となりました。

PAGE TOP