どうなる?手賀沼エリア観光誘導方針

今週、羽田空港第3ターミナルに隣接する「羽田エアポートガーデン」
という商業集積の事例研究にディベロッパーと共に視察に行ってきました。

住友不動産が運営する複合型商業施設です。第3ターミナル(国際線ターミナル)
に隣接する集積という待ち時間を活用するために造られた特殊性を持つ商業施設ですが、

私たち地方でも参考になるのは、ひとつひとつの個店の面積がかなり小さい
駅ナカショップの様な形態です。でもセレクトされた店舗は業種は様々で特徴が
あります。

キャンディショップ等では、創作実演コーナーがあって、ちょっと面白い。
大人も楽しめるガチャエリアも種類が豊富でした。都内は面積が小さく
ても、かなりな賃料でしょうが、地方では損益分岐点が下がり、採算が合うかも知れません。

ちょっと残念なのが、顧客吸引性を持つ、ホテル併設の日帰り温泉施設「泉天空の湯」
の入館料金が一人4800円(宿泊利用者は2000円)と割高でした。この温泉に来るまでに
多くのショップを通過しますので、もう少し吸引力があれば面白みが増すでしょう。
特に都心以外では核施設の魅力は大切です。

現在我孫子市でも手賀沼エリアでの観光誘導方針がうまく稼働せず、
見直しを行なっています。手賀沼が訪れたくなる様な魅力ある観光資源
となるべく飲食を中心とする商業機能の整備、発信が急務です。
「もったいない」

昨夜のNHK首都圏ネットワークで我孫子の地価上昇がクローズアップ
されていました。県内で上昇率がトップクラスという事で、都心から
戸建てを購入した、家族のインタビューが放映されました。
これは我孫子が地価上昇の特殊要因がある訳ではなく、今まで松戸、柏エリア
と比べ上昇率でおいていかれたのが、ここに来て見直され始めた様です。
でもここは「チャンス」
通勤圏で資産価値が上がってきて、さらに手賀沼という魅力ある自然環境に
恵まれた我孫子をアピールする好機です。

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