2023.9月議会「これは変だぞ」(2)

2023.9月議会「あびこ未来」代表質問より・・・「これは変だぞ」

我孫子市内にある病院・高齢者施設等での消費電力を「再生可能エネルギーで」
という質問をしました。

もちろん公共施設等で太陽光発電を中心とした
「再生可能エネルギー」採用と自区内消費電力をこれらで賄う事は重要です。

加えて病院・高齢者施設等絶対に災害時停電が許されない施設での太陽光発電
装置導入も大切な政策課題だと思っているからです。

思えば、東日本大震災で大規模停電が起こったり、計画停電が発表された時、
病院等で、非常用電源の自家発電装置を動かさざるを得ないとなった時、
この駆動燃料、具体的には「重油」や「軽油」等の奪い合いが起こりました。
手術での電気や空調を止められないこれらの施設では当然の結果です。
ですから「重油」や「軽油」に頼らなくても済む「太陽光発電」の導入促進
を促そうと思った訳ですが、その前にそもそも東日本大震災での教訓から
非常用自家発電設備はどのくらいの割合で備えられているのだろうか?
100%いっているのだろうか?こんな疑問を抱き質問してみました。

すると「高齢者施設」76箇所のうち
「非常用自家発電設備設置済施設」は22箇所のみ  ※約30%の導入比率
                         これはあり得ない

という答弁でした。理由を聞いても明確な答弁が返ってきません。
そもそも調査やヒアリングがされていません。

もちろん民間経営なのでイニシャルコストや設置場所等の問題が
あるのかもしれません。

でも未設置の理由を全施設に確認して、「なぜできないのか?」
「どうすれば設置してもらえるのか?」
市役所は努力すべきです。
なぜなら市民そして「弱い立場の方々の生命」がかかっているからです。

早急に調査、ヒアリングを開始してもらうことにしました。
場合によっては、国や県あるいは市の補助を活用しても導入設置を
進めるべきです。

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