インボイス制度とは・・・
消費税を正確に把握して、納税してもらうために
導入する「適格請求書等保存方式」という事になります。

これは教科書的説明です。しかし実態は、今まで免税事業者として
扱ってきた1000万円以下の個人、零細事業者にも登録課税事業者に
なってもらって、課税してもらいます。しかしその分の税は個人、零細事業者
が背負っても、卸売事業者や小売事業者が負っても、価格に転嫁しても自由です。
要は得をするのは「財務省」という制度です。

またもや何の苦労もしないで、役人が取りやすい税の仕組みを編み出した
弱い物イジメです。

例えば売値10万円でかかる消費税は1万円。
課税仕入として6万円で仕入れた消費税は6000円
すると10000円−6000円でこの事業者が納める消費税は4000円という事になります。
しかしこの控除6000円を受けるためには、適格請求書を発行できる課税事業者から
仕入れた物でなければならない、となります。

何故これが問題か？
実質増税なのですから、
①今じゃ、無いでしょ。物価が急上昇して、給料が上がっていない為四苦八苦して
いるのに、景気の足を引っ張ります。

②今までの免税事業者という利益率の低い、弱い立場の人々や、価格転嫁されかねない
消費者をイジメるというのか？

③免税事業者を選択したら取引停止や、値引きを強要される恐れがあります。

こんなややこしい制度を、あまり説明もしないままで、そっと導入してしまおう！
という「財務省」主導の政治政策に「喝カツ」！